私が管理するあるWebサイトに，PDFファイルを添付したいという要望がでている。
このサイトはXoops Cubeで作ったもので，Xoops Cubeのファイル書庫機能のあるモジュールを追加する手もある。
ただ，今回はてっとりばやくやりたいと思い。最近充実してきたCloudサービスが使えないかと思い，調べてみた。
Cloud上のストレージサービスとして有名どころはいろいろあるが，まずは，Dropboxを試してみたい。

ということで，WebサイトにDropboxの共有リンクを貼り付け，どういう使い方ができるかやってみる。

最初は写真。

テスト用写真をDropboxにあらかじめ用意した共有フォルダにアップロード。
次にこの写真のURLを取得した。
しかし，このURLをimgタグで貼り付けてもこのページに直接写真が張り付くわけではない。
したがって，このURLはリンクを付けることしかできない。
しかも，リンク先は，イメージのみが表示されるのではなく，あくまでDropboxのページとして現われ，その中にイメージが入っている。
Domaine Chandon

しかし，Dropbox上の写真を直接貼り付けているサイトを発見。ソースコードから，URLのwwwをdlに換えたものなら，
貼り付け可能であることが分かった。このdl…のURLはDropboxサイトのDownloadのボタンについているリンクと同じだ。

ということでやってみたものがこれ。

大成功！この写真は当ブログサイト内には格納されておらず，あくまでDropboxからダウンロードされたものだ。

続いて，pdfファイル。これは元々リンクを貼るという使い方しかないだろう。
やはりリンク先はあくまでDropboxのページとなる。

パリーニース間の列車時刻表

これもむりやりdl…のURLに直したらどうなるかな？

パリーニース間の列車時刻表（Dropbox DL版）

なるほど，Dropboxのページとしてではなく，直接開けるようになった。こっちの方がいいみたいだ。

ということで，Dropbox，別サイトでも応用できそうである。

続いて，SkyDriveについても実験。こちらは，Embedという機能を使って，URLリンクを生成してもらい，これをコピペする。
まずは画像だが，Embedで生成されたiframeタブをそのままソースに貼り付けるだけでよい。下がそれ。

続いてPDFファイルだが，これはPDFのアイコン（といっても，下記のとおり，Adobeのものではなく，SkyDrive独自のOutlook風アイコン）がページに現れるようになり，これをクリックするとSkyDriveのページにPDFファイルが入っている。

Dropboxでわかったので，Downloadのリンクを使って，これでタブを自分で作ってみた。
パリーニース間の列車時刻表（Skydrive DL版）

あら，結果はさっきと同じで，あくまでSkyDriveのページとして現れる。これじゃあ意味ないなー。

ということで，画像の貼り付けはSkyDriveがやりやすく，PDFなどの文書はDropBoxが私の目的に合致している。
どちらもOKという意味ではやはりDropboxに軍配が上がるだろう。