Europe 2024 – Day 2 (1)

ホテルが用意した朝食 クロワッサンうまし

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今日は朝が早い。7時56分発の電車に乗る。駅から至近距離のホテルに泊まったが, フランスの電車に乗るのは初めてだし, 余裕をみて, 遅くとも7時にはホテルを出ることにした。6時45分にチェックアウト。朝食付きだったが, 朝食開始時間前なので, チェックアウトのときにテイクアウェイ(アメリカ式に「To Go」と言っていた)を頼んでおいた。

ところがチェックアウト時にもらおうと思ったが, 対応してくれたお兄さんは知らぬ存ぜぬ。夕べお願いした女性は当然シフトが違うだろうからその場にいない。文句をいったらPCで調べて, 注文を確認したのか? とにかく, OK OK今持ってくるよといって一人が上の階に行った。ところがなかなかもどってこない。

まあ, こういうことはオーストラリアではよくあることだが, パリよお前もかという感じ。まあ, 待っていたらやがてクロワッサンなどを持ってきてくれた。そこにジュースとヨーグルトを足し, 紙袋に入れて渡してくれた。

これを駅についてから,ベンチで食す。クロワッサンはさすが本場もんでうまい。立っていた腹はすぐに収まった。

乗る電車はTGV Lyria。近年フランスの高速列車, いわゆるTGVは名前を変え, InOui(乾?)と呼ばれるようになっている。TGV Lyriaはフランスとスイスの合弁で, 行き先は必ずスイスのどこかになる。我々が乗る列車もローザンヌ行きだった。

我々の目的地はディジョン。Gare de Lyonから出るInOuiはその駅名からも分かるように, ほとんどがリヨン行きであるが, ディジョンは途中まで同じ線路で, 間もなく左に折れ, スイスを目指すその途中にある。我々が乗った列車の場合, パリを出て最初の停車駅だった。所要時間は約1時間半。InOuiでディジョンに行くものもあるようだが, チケットを予約したときには全く空きがなく, やや割高のTGV Lyriaしか選択肢がなかった。

さて, 駅構内に話を戻す。昨日の下見で判明したが, リヨン駅はものすごく大きな駅で, プラットフォームは数えてないけど, おそらく20以上あるだろう。ホールが1, 2, 3と3つある。Hall 1からHall 2は徒歩3分ほど。Hall 3はHall 2の下層にあるようだが, 下見したときはそこまで行っていない。

とりあえず, Hall 1のスタバの上にある巨大電光掲示板の正面のテーブル付きベンチで朝食。美味しいクロワッサンを食べながら, 掲示板をときどきチェック。

我々が乗る電車は一体どのホームから出るのか? それは掲示されるまで分からない。これがパリの駅の常識のようである。出発時間40分ぐらい前になると, ホールがどこかが掲示される。それまではその列車の情報は一切出てこない。

で, 我々が乗るLyriaはHall 2と決まった。そのころには食べ終わってたので, じゃあ, そろそろって感じでHall 2へ移動。そこにも巨大掲示板があって, その前にたくさんの人が集まっている。次に出発20分前あたりで, 具体的なホームの番号が知らされる。回りの人々はほとんどが同じ電車に乗る人だった。ホーム番号がでると, どっと改札に殺到。改札は自動改札で, あらかじめチケットを印刷するか, スマホのウォレットにいれておいて, QRコードをスキャンしてゲートを抜ける。抜けたらひたすらスーツケースを転がして, 自分の車両を目指す。

列車は2階建て。重い荷物を持っているなら, 階段を上らずに済む下層が正解だ。客室のドアを抜けると,左右に荷物置き場がある。客席を進んだ中間地点にも片側が荷物置き場になっているところがある。我々の席はそのすぐ隣だったので, 一度入口付近に置いたスーツケースを隣に移動した。

ほぼ定刻に発車。新幹線ほど正確ではないが, まあ1分遅れぐらいだったか。ここではこういうのを遅れとは呼ばないのだろう。

よく「ニッポン礼賛」系のネットの記事で, 新幹線がいかにスムーズかを称えるものを見かけるが, TGV InOuiだってスーパースムーズ。新幹線も真っ青である。もちろん新幹線が素晴らしいのは事実だが, 他の国の高速鉄道だって同じぐらいスムーズなんだよ。そうじゃないのは一部の国のものだけだよってことを知っておいた方がいいだろう。

そしてほぼ定刻にDijonに到着。ここは本日の行程の中間地点にすぎない。続きは次回とする。

Europe 2024 – Day 0

旅行記を開始します。

訪問地はフランス, イギリス, 急遽追加してアイルランドです。

旅行の合間を縫っての作業となるため, 基本的に記事は後追いです。

手塚治虫トリロジー 番外編: 富士見台商店街二題

トリロジーっていうのはTrilogyのことで, つまりは3部作。すでに「手塚治虫」にまつわる事は3話完結している。いずれも西武池袋線富士見台駅周辺の話だったが, それに関連して書いておきたいことが2題あるので, 番外編としてここで紹介しようと思う。どちらも麺類を出す店の話。

  1. 名前がひらなが1字の蕎麦屋
  2. 猫を食べさせる!? 立ち食い蕎麦屋
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手塚治虫トリロジー(3): 越後屋

代官:「して, 手はずはどうじゃ? 感づかれてはおるまいの?」

越後屋: 「ははあ, 抜かりはございません。奴もすっかり信用しておりますようで。」

代官: 「ふっふっふっ, 越後屋, おぬしもワルじゃのう」

越後屋: 「いえいえ, お代官様ほどでは」

代官: 「ぬけぬけと申すわ! はっはっはっはー」

恐れ入ります …の越後屋ではない。

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M2 Macbook Airにマルチディスプレイをつなぐ

Connecting Two Displays to Macbook Air with M2 Chip

M1・M2チップ搭載のMacbook Airには, HDMI端子が一つ付いており, ここに外付けディスプレイをつなぐことで, 本体+追加ディスプレイ, 都合2つのディスプレイを同時使用できる。HDMI端子は一つしかないので, さらにもう一つディスプレイを追加するためには, いわゆるドッキングステーションを追加し, このステーションに2つの外部ディスプレイを接続することになる。しかし, この場合, どんなドッキングステーションでも2つ以上の追加ディスプレイが使えるようになるわけではない。

結論を言うと, M1・M2チップ搭載のMacbook AirはDisplayLinkというテクノロジーを使わないと2つ以上のディスプレイを追加できない。したがって, DisplayLinkをサポートするドッキングステーションを選ぶ必要がある。この投稿は実際にそういうドッキングステーションを買って2つの外付けディプレイを追加し, MAC本体と合わせて3つのディスプレイを同時使用できるようにしたというレポートである。

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昭和の年数=父の年齢

令和になる前年(つまり平成30年=2018年)に他界した私の父。 今日1月17日が誕生日。そして令和の前の平成の, そのまた前の昭和の, さらにその前の年号, 大正14年生まれである。

大正15年に改元して昭和元年になったので, 大正14年というのは昭和0年となる。つまり父は元旦からの16日間を除けば, いつも昭和の年数と同じ年齢で, とても計算が簡単というか, 昭和のあいだは計算不要であった。

そして今年, 令和6年は昭和がそのまま続けば昭和99年となる。つまり今日, 父は99歳になったはずだ。で, 来年はいよいよ100歳か!

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引っ越し完了!

家のお引越しの話しではない。最初に断っておく。

このブログ, 最後に更新したのは2年と1日前の2021年12月28日である。

なぜ2年間も更新していなかったのか? 理由ははっきりしている。私はブログを続けたかったわけではない。Webサイトを自分の手で作っていくそのプロセスがおもしろかったのだ。 一時は自宅PCにWebサーバーをインストールして運用していたし, WindowsベースからLinuxにOSを変えたりして, まあ「遊んで」いたこともある。

しかし, ひとたびWebサーバーが完成してしまうと, 途端にやる気が失せてしまったのである。

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永住日本人サラリーマンの老舗サイト – 現地情報とブログ