金髪女の最長パスワード

グレアムおじさんが、またも金髪ジョークを送りつけてきた。

今日のは英語じゃないと分からない部分があるので、英語を取り混ぜて紹介する。

最長パスワード

あるインターネットプロバイダのヘルプデスクに、金髪女が電話をかけてきた。

金髪:「あのさあ、最近、メールが取れないときがあるのよお、どうなってるの?」

ヘルプデスク:「はあ、そうですか、どんなふうに取れないんですか?」

金髪:「取れないから取れないって言ってんの、あんた頭悪いの?」

ヘルプデスク:「で、ですから、どういう症状か、具体的に教えていただけませんか。たとえば、全く何も起きないとか、エラーが出るとかですね。」

金髪:「ああ、そうそう、エラーが出てたわそういえば。」

ヘルプデスク:’「どんなメッセージが出ますか?」

金髪:「そんなんいちいち読まないわよお、ぼけ!」

ヘルプデスク:「いや、そうおっしゃられてもねえ、今、実際にやってみてもらえますか?」

金髪:「えー、めんどうだなあ。ちょっとまってえ、うーんと、あ、またエラーになった。えーとねえ、うーん、なんだかあ、ユーザーIDかパスワードが間違ってるって出てるけどお?」

ヘルプデスク:「ああ、なるほど。その通りだと思いますよ。」

金髪:「まちがってないもん!」

ヘルプデスク:「最近、パスワード変えていませんか?」

金髪:「ああ、なんだか、前のやつじゃまずいっていうんで、先週変えたわよ。そうだ、それから取れないことが多いのよね。どうしてくれるのよ!」

ヘルプデスク:’「え?どなたがまずいっておっしゃいました?」

金髪:「あんたんところの注意書きかなんかよ。どうしてくれるの?」

ヘルプデスク:「え?注意書き?そんなのあったかなあ。」

金髪:「あったわよ、あんたのせいよ。どうするのよ?」

ヘルプデスク:「うーん…ま、それにしてもですねえ、通常IDとパスワードは保存してあるんで、間違えるはずないんですよねえ。あのー、それってうまくいくこともあるんですか?」

金髪:「うん、今朝は取れたわよ、ラッキーだとうまくいくの。だいたい、朝一はOKかな。あ、でもおとといはだめだったっけ。とにかく、直してよ。」

ヘルプデスク:「そうですかあ、うーん。あのー、パスワードは保存してあるんですよねえ?」

金髪:「そりゃそうよ。忘れないように、ポストイットに書いて、キーボードの上に貼ってあるもん。」

ヘルプデスク:「いやいや、そういう意味じゃなくって、メールソフトに保存するっていう設定があるんですよね。それやってます?」

金髪:「メールソフトってなによ。私は何にも変なことしてないわよ。あんたのせいでしょ!」

ヘルプデスク:「つまりー、あの保存はしてないと?」

金髪:「だから、ポストイットに書いてあるってば、聞いてんのあんた!」

ヘルプデスク:「ええ、それは聞きました。でも、それじゃなくって、ソフトに覚えさせてますかっていうことなんですが。」

金髪:「ソフトに覚えたって、ハードに覚えたって、忘れるものは忘れるのよ。だからこそポストイットに書いてあるんでしょ。あんた相当天然ね。」

ヘルプデスク:「….ま、いいや、とにかくですね、つまりは、あなたはパスワードは、メールを取るたびに、いちいち入れている。そういうことでしょうか?」

金髪:「それ以外に何があるのよ。あんた、本当にヘルプデスクの人?」

ヘルプデスク:「はいはい、そうですよ。(思わず噴出しながら)はは、あ、じゃあ、その入れるときに入れ間違えているんじゃないかなあ。」

金髪:「あんた、どうしても私のせいにしたいのね。失礼だわ。」

ヘルプデスク:「いやー、でも、その可能性が一番高いんですがねえ。」

金髪:「私はねえ、こう見えても、キーボード打つの早いんだから。」

ヘルプデスク:「でも、打ち間違えることもありますよね。」

金髪:「んなこと言ったって、打った字がみんな黒丸になってるんだから、分かるわけないじゃない。」

ヘルプデスク:「そうですね。だから、打ち間違えたまま、受信しようとするんで、エラーが出る。とまあ、そういうことだと思いますよ。」

金髪:「なによ!本当に失礼ね。だいたいね、こんな長いパスワードだからいけないんだわ!」

ヘルプデスク:「え?長い?どんなパスワードなんですか?」

金髪:「教えない!」

ヘルプデスク:「でも、そこに何か解決のヒントがあるかもしれませんよ。Helpdeskは絶対にお客様のパスワードを他にばらしたりしません。信用第一ですから。申し訳ありませんが、どんなパスワードか、ここだけの話、教えてもらえませんか?」

金髪:「えー、やだあ」

ヘルプデスク:「いや、きっと打ち間違え易い位置とか、組合せがあるのかもしれない。それを調べさせてください。ね、お願いです。教えてください。」

金髪:「えっち!」

ヘルプデスク:「H? それだけ?そんな短いパスワード認められないですよ。」

金髪:「ばかか!もういい。じゃあ教えたる。紙と鉛筆用意しなさいよ。」

ヘルプデスク:「はい。どうぞ。」

金髪:「いい、言うわよ。えーと….ミッキー、ミニー、プルート、ヒューイ、ルイー、ディウィー、ドナルド、グーフィー、東京!」

ヘルプデスク:「ええ!な、何ですって?」

金髪:「ちゃんと聞いてろ、いい、もう一回しか言わないよ。…

MickeyMinniePlutoHueyLouieDeweyDonaldGoofyTokyo

…分かった!書いた?」

ヘルプデスク:「いや、長すぎて、書ききれない。な、なんでそんなに長くしたんですか?」

金髪:「だから、あんたんとこの注意書きにそうあったから、その通りにしたんじゃないの!」

ヘルプデスク:「えー?何のことですか?」

金髪:「やだ、あんた素人?知らないの?あのねえ、パスワードにはねえ、ちゃんと決まりがあるのよ。」

ヘルプデスク:「ど、どんな?」

金髪はついに切れた。目をくるくる回しながら、

金髪:「ったく、あんたんとこの注意書きだろうが!じゃ、私が教えてあげる。えーっと、…あったあった、これだ。いい?耳の穴かっぽじって良く聞きな!!

It has to be at least 8 characters long and include at least one capital

聞いた?分かった?思い知れ!バーカ!もう解約する。金返せ!」

…ガチャン!

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