イースター連休とLinuxのインストール

今日から4日間,イースターホリデーである。イースターは,ご存知のとおり,キリスト教の行事で,日本語で言えば復活祭。
キリストが復活した日を祝うが,この日付はクリスマスとちがって,月の運行により,毎年異なる。
東方教会と西方教会で算出の仕方が異なるため,両教会のイースターやクリスマスの日付は異なる。

オーストラリアはもとよりイギリス国教会が勢力を持っている国である。したがって,国民の祝日はイギリス国教会,つまりは西方教会系の日付となる。
イースターの日は,春分(南半球の秋分)の次の満月の直後の日曜日と定められている。たいていは,4月の上旬から中旬にかけてのどこかになる。
しかし今年は,春分が3月20日。そして満月が22日,つまり明日土曜日である。したがって,定義によって23日日曜日がイースターということで,例年になく早いイースターとなった。

イースターの二日前がGood Fridayで休み。この日はキリスト受難の日。つまりは,磔になった日。言ってしまえば命日なのであるが,これをGood Fridayとしてしまうところが,どうにも我々日本人にはなじめない。そして,イースターの次の日もなぜかEaster Mondayとかなんとか言って,休みとなる。ということでこれで都合4連休になるわけだ。

オーストラリアでは,クリスマスと並ぶ大変重要な祝日である。上記のとおり,受難を受けた金曜日と,復活した日曜日が記念日であり,この2日はたいていの店がお休みだ。普段24時間営業,日曜日も休まないというようなスーパーマーケットでも,クリスマスと,このイースターの金曜,日曜は休みとなる。昨日,木曜日のスーパーは,休みに備えての買い物客でごった返していた。
明日は,ただの土曜日なので,普通に営業しているところが多い。

さて,我が家は,この4日間,特にどこに行くという予定もない。
まず今日は,買い物に行こうにも,どこも休みである。ゆっくり起きて,朝食をとり,のんびりと過ごした。夕方からはちょっとお呼ばれしていたので,夕食に出かけた。
昼間,パソコン部屋に散乱している不要PCの部品をかき集めて,なんとか動くものを一台作り上げ,Linuxオペレーティングシステムをインストールした。
恥ずかしながら,Linuxを自分でインストールしたのは,これが初めて。ディストリビューションはFedora 8である。カーネルはLinux 2.6。

今はまだ,各コンポーネントにアップデートをかけただけ。メニューをいじって分かる範囲でいろいろ試したりしたが,この後,本やWebを調べながら,ここにWebサーバー(Apache),PHP,MySQLデータベースとインストールして,最後のXoopsを入れ,上手く行ったら現在のWindows上のWebサーバーをそっくり移行したいと思っている。これで,いままで慢性的にマシン性能が原因で何かとトラぶっていたサーバーが安定すればいいなと思っている。
Linux 2.6は,会社で仕事に使っているマシンでも一番多い部類に入る。ディストリビューションはRed HatかSUSEで,Fedoraはない。しかし,コアの部分は同じであるから,共通項は多い。それだけに,自分なりにこのマシンでいろいろ体験し,これを仕事にも生かせそうである。まさに一石二鳥だ。

連休といえども,自分の時間を作るのは,なかなか大変なことなんだが,いろいろやってみることができるので,楽しみだ。充実の4日間にしたい。

ちょっと脱線するが,明日はレンティル(レンズ豆?)のカレーを作ってみようと思っている。最近Takeawayで食べて,気に入っていた。その後,八百屋でレンティルを見つけた。500g入りの袋が2ドルしないので,びっくり。思わず買ってしまった。これは自作するに限ると思った。ところが,Webで検索しても,これぞというレシピが見つからない。そこで比較的近いレシピを元に,自分なりに作ってみたい。報告は後日。

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