こんな時だからこそ金髪ジョーク

震災、津波、そして原発事故。どれをとっても3週間前からあまり復興は進んでいない。原発に至っては、小康を得ているとはいえ、私の個人的な意見で言えば、まだまだ深刻さは変わっていないどころか、ここからがむしろ正念場のような気がしてならない。国民の誰もが、何かをしようと、物資を、義援金を送り、海外の人々も惜しみない寄付をしてくれている。先日メルボルンでもチャリティーコンサートのようなものがあり、参加者のブログにも、たくさんのオーストラリア人が観客として訪れ、本当に親身になって心配し、たくさんの寄付も集まったとあった。

こんな中、東京電力は政府と力を合わせ、もちろん原発の事態収拾をしないとならないが、それと並んで、一刻も早く原発以外の発電所をフル稼働できる状態とし、採算抜きで電源の確保をしてもらいたいものだ。つまりは、震災でダメージを受けたという火力発電所を復旧し、フル稼働とし、火力に頼ることによるコスト増を、寄付の代わりとして負担し、決して値上げをせずに、停電をなくすことだと思う。今は電力のピーク時ではなく、原発なしでも電力は確保できるはずである。

そして、直接震災の被害を受けなかった我々は、寄付以外に何ができるかと言えば、ほとんどの人が何もできないのである。なぜなら、我々には我々の生活があり、日々の仕事をこなし、子供を養うといったような、それぞれに重要な責務があるのである。
しかし、そういう日々の暮らしを、いつもと変わりなく継続することが、経済の停滞を防ぎ、回り回って被災者の皆さんをいち早く救うことにつながる。

というこの意見は受け売りなのだが、今日、こういう記事を読み、思わず膝を打った。
「自粛ムードは復興のためならず」 川本裕子 http://allatanys.jp/B001/UGC020006820110401COK00789.html

こういう考え方をしている人は他にもたくさんいることが分かった。
http://d.hatena.ne.jp/jackdaw/20110323
http://yukkuriganbaru.blogspot.com/2011/03/blog-post_23.html
http://kfs1.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=3262058
http://chanomisei.blog134.fc2.com/blog-entry-53.html
http://diamond.jp/articles/-/11656?page=2

まだまだたくさんあるが、キリがないのでこの辺にしておく。

ということで、今日はエイプリルフールでもあり、私もたまにはジョークでも掲載しようと思う。不謹慎とか、非国民と思う人は思え。読みたい人は読んでくれ。このサイトの読者は、ごく内輪に限られるけど、もし元気が被災地に届くなら、届いて欲しい。今は不安、悲しみ、苦しみに包まれている人が大勢いると思うけど、フッと思わず微笑んでしまう瞬間があってもいいと思うし、もしそれが少しでも慰めになってくれれば、こんなにうれしいことはない。我々は、あの日から、一日たりとも被災者を思わない日はない。心配しない日はない。決して忘れてしまっているわけではないし、まして忘れようなどと思ったことはないのである。それでもたまには笑ってみようよ。と、そういうことだ。

ということで、本日エイプリルフールに、グレアムじいさんが送ってきたメールを紹介しよう。これ、ちょっと前にすでに別のどこかで読んだことがあるような気がする。グレアム爺も、「古いかもしれない」と前置きをして書いてきた。

「オジーブロンド」

またもや金髪ジョーク、それもオジー女の話である。

あるとき、金髪女が休暇を取って、車でオーストラリア北部(熱帯です)を回ることにした。着いたのはNT(ノーザンテリトリー)準州、ダーウィンの街である。

今回の旅行、彼女はこの街で、是非とも手に入れたいものがあった。それは本物、純正のクロコダイルのブーツである。ただし、ケチでもあり、あまり値段が張るものは買いたくなかった。地元のショップはどうぜ観光客向けの値段設定なのだ。言い値でなんて、金輪際買うつもりはなかった。

しかし、地元の靴屋は、まったく値引きに応じなかった。ついに業を煮やした彼女は、切れた。
「じゃあ、もういいわよ! こうなったら自分でクロコダイルを捕まえてやる。そうすりゃタダでブーツが手に入るもんね。ざまあみろ!」

靴屋のオヤジは、ため息をついた。「お客さーん、そりゃ無理だって。できるもんならやってみなよ。」

金髪女は川に向かった。クロコダイルを捕まえると決めたのだ。

夕方、靴屋のオヤジは帰宅の途についた。車で川岸を通りかかったとき、泥水にへそまで浸かった若い金髪女が目に入った。なんと、ショットガンを持っている。

思わず車を止め、見ていると、ああ!3メートルもある巨大なクロコダイルが、ものすごい勢いで彼女に近づいている。危ない。

と思ったら、彼女は目にも止まらぬ早さで銃を構えると、一撃でクロコダイルを撃ち殺した。見事!
そしてぬかるむ川岸に、一気にそのクロコダイルを引きずりあげた。すごい!
何と、そこには他に7匹のクロコダイルが仰向けになって転がっていた。

靴屋のオヤジはビックリするやら呆れるやら、ただただ呆然と立ち尽くし、その光景を見ていることしかできなかった。
そうしている間に、彼女は今ひきずり上げたワニを、ぐおおおおおぉぉぉぉー、どっすこーいっ!とばかり仰向けにひっくり返した。

そして、天を睨みつけキー!といいながらジタンダを踏んだ。

「クソ! クソ! クッソー! このヤローも裸足だー!」

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