けじめのクラッシックロック買っちまった

男はそれが我慢できない!

久しぶりに「衝動買いの記録」。

本日,仕事中,インターネットでいろいろ調べ物をしていたとき。ひょんなことからあることを思い出した。我慢できない。仕事を早めに切り上げ,徒歩Cityへ。目的の店に入り,まっすぐ奥のDVD/CD売り場へ,野生の嗅覚は,目的の物を数秒で発見。まったく躊躇せず,パッケージを手に取る。かくして買ってきたのがこれ。

The Endless River / Pink : Floyd Delux 2 Disc Set

思い出したというのは,これが先週金曜日にリリースされたこと。一度思い出してしまったら,もうおしまい。実行に移すしかない。それも,今日だ。

実は,躊躇せずに手に取ったまではよかったが,そのあと,困ったことがあった。パッケージが2種類あったのだ。CDのみ$19.99のものと,DVDとデラックスブックレット付$31.99のものだ。どっちにしよう!?迷うこと約3分。ここはやっぱり大人買いだ。たった$12ケチって後悔してもしょうがない。ということでDVD付デラックスパッケージを選んだ。

CDを買うなんて何年ぶりだろう?最近はiTune Storeで買って,ダウンロードするという買い方が定着している。

私は,気に入ったCDなら,お金を出して買うことに躊躇しない。しかし,iTunesで買えるなら,安いし,簡単だし,試聴もできるので,これが一番だと思っている。

ところが,この大御所様達は,まずiTunesなんかで売らないのである。それにこれはCDで持っていてもいいと思える。

Pink Floyd,The Endless River

20年ぶりのスタジオ録音アルバム。そう,20年前,娘が生まれたばかりのころ,ひとつ前のアルバムThe Division Bellを買った。娘には子守唄がわりに聴かせたものだ。寝つきが悪いとき,これを大音量でかけると,すぐに眠りについた。彼女の頭のどこかに,ピンクフロイドがインプットされているのである。

Contents of the deluxe 2 disc set

さて,現時点で,ちゃんと聴いていないのだが,ちょっと聴いた限りでは,音的にはフロイドサウンドは基本的に前作とつながっているように思えた。ただ,ディジタル技術の応用の仕方が進化したのではないか?おそろしくダイナミックレンジの広いサウンドであった。実はちょっと聴いたというのは,オーディオのある部屋と別のところで別作業をしながらのものだった。したがってまだ,聴いたというレベルではない,しかし,ギターの音が他のアルバムではありえないほど遠くまで突き抜けてくる感覚に襲われた。はやく暇を見つけて,集中して聴いてみたい。

特に今回のアルバムに期待するものはない。昔は新アルバムをむさぼるように買いあさり,聴きまくり,その出来,あるいは自分の好みにマッチするしないで,一喜一憂したりしていた。今はそんなことはない。大御所の出す音楽,そんな期待はずれはない。しかし,今までにない感動もないだろう。それでいい,それでも安心して耳を預けることができる。それは数年前のEaglesのアルバムでも感じたことだ。

それでも,昔の癖で,新しいとなれば手に入れたいし,手に入れるなら,思い立ったらすぐだ。でも特にこのアルバムについていえば,やはりこのグループの音楽を若いころから何度も何度も聴いてきた者として,しっかりけじめを着けたかったのである。

しかし,最近,寄る年波と音楽の聴き過ぎで,耳鳴りがするようになっていて,これが悪化しそうで怖い。

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