ペンタゴンのリストラ

ペンタゴン(アメリカ国防総省)は,将官が多くなりすぎたことを懸念し,リストラを敢行することにした。そこで,将官を対象に早期希望退職を募ることにした。

早期退職する将官には,もれなく,1年分の給料を一括払いする。それに加えて,身体のどこか2箇所,好きなところを選ばせ,その2点間の距離をインチで測り,1インチあたり1万ドルを上乗せすることにした。

最初に希望退職に応じたのは,ある空軍大将であった。彼は頭の先からつま先までを測ってもらい,7万2千ドルを得た。

次に陸軍大将が応じた。彼は腕をいっぱいまで上に伸ばし,その先からつま先までを測ってもらい,9万6千ドルを獲得した。

3番目に現れたのは,頭髪に白いものが目立つ老海兵隊将官だった。彼はなんと,ペニスの先から睾丸までと指定した。
年金担当官は,今までの二人の例を示し,再考を促した。しかしその海兵隊員は意思を曲げなかった。

仕方なく,軍医が測定を始めた。まずメジャーの先を将官のペニスの先端に合せ,メジャーを引き出していった。

「ああっ!」軍医は思わず叫んだ。「玉がない。玉はどこだ!?」

将官は答えた。

「ベトナム」

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