Place de la Bastille

EURO 2024 追憶編 – DAY 7 InOuiでパリに戻る

「旅行記 EUROPE 2024」は「Euro 2024 追憶編」として続行

  • TGV InOuiに乗ってディジョンからパリに戻る
  • 近辺散策。帰りにスーパーでチキンなどを買い, 部屋でランチ
  • 宿泊地 Bastilleを起点にセーヌ川岸まで歩く
  • さらに植物園を通り抜け, ソルボンヌ大学前経由でカルチェ・ラタンまで歩け歩け。カルチェラタンのカフェで休憩
  • バスに乗って帰還, 夕食はBastille広場そばのカフェでワインと軽食
Place de la Bastille
Place de la Bastille (バスティーユ広場)

追憶編を始めるにあたり

「旅行記 Europe 2024」はヨーロッパから帰り, 途中に寄って約1週間過ごした東京でも記事をアップし続けた。 しかしメルボルンに帰り着いたとき, 一気にモメンタムを失い, その後ずっと更新しないでここまできた。これが終わるまでは他の記事を書くことも憚られた。ということでDay 6の記事は約1年間「最新記事」としてトップに表示されていた。

今月(2025年9月)も半ばとなったある日, 「そういえば, 去年の今頃はパリにいたよなあ」とか思い出し, これはいい機会だから旅行記を再開しようと思い立った。1年経って記憶が薄れてしまったいることは否めないが, 逆に要点だけコンパクトにまとめることができそうな気がしている。

ということで, 忘れていたあの日々を掘り起こしていきたい。

さらばDijon

キリッと晴れ上がったDijonの朝。ホテルの部屋の小さなベランダに出ると, 遠くに昨日見た, といっても中に入ってはいないが, Cathédrale Saint-Bénigne de Dijon (サンベニーニュ大聖堂)が見える。屋根のモザイク模様が箱根の寄木細工にも似て特徴的。とても気に入ったカテドラルであった。ホテルのレストランで朝食。文句なしにうまいバゲットとクロワッサン。部屋に戻ってゆっくりと帰り支度。

問題はタクシーが予約したとおりに来るかどうか。ホテルのコンシェルジュは, あんまり当てにならないといいながら予約を入れてくれた。いざとなれば,スーツケースを引っ張って歩けば10分ちょいで着くので, その覚悟をしていたが, まあなんとか来てくれて, つつがなくDijon Ville (ディジョン市)駅に到着。

泊まったホテル Ibis Styles

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Ibis Styles Dijon Central

これから「乾」ならぬ「InOui」に乗ってパリに向かう。駅の待合室に白いピアノあり。À vous de jouer と書かれた看板があって, さっきDeepLで訳してみたら英語でIt’s your turn, 日本語にすれば「今度はあなたの番です」みたいな感じか。

まもなく列車が到着ということでホームに。いろいろな数字が書いてあるホームで, 車両番号だと信じて乗車位置のホームの一端まで行ってしまったら, なんだか別の事を意味する数字だった。 正しくは正反対の端っこ付近。 あれー!スーツケースをゴロゴロしながら反対の端に戻った。程なくInOuiが到着。下の動画は先発の別列車だが, 我々が乗ったのもこれと全く同じ外見の列車だった。Dijon Ville 午前9時5分発。

20240918bInOuiInGareDeDijon

快適な車両で約1時間40分。パリ Gare de Lyon(リヨン駅)に到着だ。ほぼ定刻 11時45分着。そこからタクシー乗り場へ, ちょっと並ばされたがやがて順番が来て, バスティーユ広場がほど近いホテルに到着。

バスティーユ広場からカルチェラタンへ

幸いすぐに部屋に入れたので, 部屋に荷物を置いて,まずは近辺を散策。Place de la Bastille (バスティーユ広場)まで歩いてみた。ここにはまだオリンピックの五輪やパラリンピックのシンボルマークのモニュメントが残っていた。閉会してまだ1ヶ月と経たないからね。

一旦ホテルに戻る。道すがら, フライドチキンなど美味しそうなものを見繕って買った。ちなみにこの店はFranprixというチェーン店で, これからパリの至る所で見て, そしてお世話になることになる。品揃え的にはコンビニに近く, 規模的には小ぶりのスーパーといった感じだ。買い物を, 部屋に持ち帰って昼食。

このあと長めの昼休み。本日は朝から移動していたので, 無理はしない主義。だらだらと過ごす。

やがて行動再開。再びバスティーユ広場まで歩く。隣にはパリ・オペラ座の劇場のひとつであるOpéra Bastilleも見える。しばらく広場を見て, そこから運河が伸びていることに気づく。これはやがてセーヌに流れ着く。そこでその運河にになるべく沿うように, 付かず離れずの道を歩いてセーヌ川岸にたどり着いた。

20240918cPlaceDeLaBastille

パリは学生時代に一度。2012年の正月にも訪れており, 今回が3度目となる。セーヌはしたがって物珍しくもないが, やはりパリに居るという実感を抱かせる。試しに向こう岸に渡ってみようということになり, Pont d’Austerlitz (オステルリッツ橋)を渡った。渡った先にはJardin des Plantes, 直訳してベタに「植物公園」があり, そこを散策。バラなどがきれい。隣は動物園だが, まあフランスでしか見られれない動物が居るわけでもないし, 有料だし, パスする。

植物園の川と反対側を出て, 地図を見る。次はカルチェ・ラタンまで行こうということで, さらに歩け歩け。北西に向かって歩くと, すぐに右手にソルボンヌ大学が見えてきた。急に周りを歩く人の平均年齢がさがった感じ。

やがてカルチェ・ラタンの街並みに入る。左手の高台にPanthéonの丸屋根が見える。賑やかな交差点の一角にあるカフェで休憩。私はビールを一杯。

帰路はバスで, カフェでワインとおツマミ

さて, とりあえず帰る方向に移動することにする。ここで, すでにパリ生活を経験している友人からのアドバイスで, Bonjour RATPという乗り換え検索アプリを使用。別にGoogle Mapを使ってもいいのだが, パリに特化した公共交通のアプリということで薦められた。これでバスティーユ広場方面に行くバスを検索。そして, 公共交通の運賃もこのアプリ経由で料金をチャージし, スマホを検札機にタッチするだけで乗車できる。オーストラリアではシドニー, またこの後行くロンドンなどでは, いちいち乗車券やアプリなどを使わずとも, クレジットカードをタッチするだけでいいので, それに比べるとちょっと面倒である。しかしメルボルンも同じで, 旅行者がいきなり行ってスマホで支払いできるという意味では, メルボルンより便利かもしれない。

バスに乗ってとりあえずバスティーユ広場まで帰る。そろそろ暗くなり始めたので, この辺で夕食を摂ってから帰ることとし, 広場から歩いて5分とかからないところにカフェを見つけ, ワインとツマミを適当に取って夕食とする。やっぱりフランスのワインはうまい。

カルチェ・ラタンのカフェ

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Un café dans le Quartier Latin

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