日経BP、恥ずかしくないの?

私は、日経BP社刊、日経ソフトウェアという雑誌を講読している。海外で講読する場合、それを一手に引き受けている日系の会社にお願いすることができる。しかし、この業者を通すと、雑誌はざっと3倍の値段になる。あまりにも暴利と思われるため、私の場合、雑誌を実家で講読している形にして、父にこちらへ郵送してもらっている。1冊ずつの送料を加算しても、この方が安く済むわけであり、世の中間違っていると思う。

さて、今日はこのことに言及したいのではない。6月号の付録についてきた、小冊子のことである。この小冊子、「HTML5逆引きポケット辞典」というのだが、この表紙が問題だ。
なんだよこれ?AKBじゃないけれど、おじさんの目にはそれと区別がつかないような女の子が5人並んでいる。何やら手旗信号のような仕種をしている。後でピンときたので、ウィキペディアで調べたら、案の定、「HTML5」と発信している手旗信号だった。まあ、Wikipediaで確認する私も暇だが、一体、この表紙を作った人、どんなに暇だったんだろうと疑ってしまう。

よく見れば、この5人の少女、全部別人物であり、つまりは、たかが、この小冊子の表紙のために、5名の可愛い少女モデルを駆り出し、こういう写真を撮り、使ったりしたと、こういうわけである。

なんで、ここに5人の少女がいないと、このHTML5の小冊子が成り立たないんだ。意味ないだろうこれ?

そう言えば思い出したとばかり、以前購入した日経BP社のMOOKを二冊取り出した。ここにも表紙に1人ずつ、若い女性が登場する。内容には全く関係ない。一体全体どういう意味があって、こういう齢若き女性を登場させるんだ。HTML5の小冊子に至っては、若い女性どころか、服装からして女子高生に見えなくもない。こんなものを載せて、一体なにがしたいんだ。

20120505-005700.jpg

日経BP殿、納得できる説明をお願いします。

これらは純粋なあなたたちの趣味ですか?ならばその品性を疑います。読者にこういう趣味の人が多く、こういう女の子を載せると売上が上がるというのなら、二つ言いたいことがある。

一つ目は、いまどき、購読層は男性とは限らないはず。女性から見れば、こんな表紙は不愉快かもしれない。それについてはどうお考えなんでしょう?
二つ目、いい大人が対象のはずのこの雑誌にどうしてこんなジャリん子がでてくるのか。品性を疑うというより、もう限りなき絶望を感じる。付き合ってランね〜よ。そりゃ、私だって男だから、若い女の子が嫌いとは言わない。言わないが、こんなジャリん子は趣味じゃないよ。「対象年齢層はお客様ほど高くありません」というなら、そうなのかもしれないけど、それにしても、この雑誌の読者層がこの程度の女性を好むとしたら、特に「HTML5」の方の限りなく女子高生に近い女の子を好むとしたら、それは病気だ。これを病気と思う私の感覚が、もはや、おじさん感覚なのだろうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です