メルボルン日本語メディア事情

本日「華麗なる一族」最終章後編を見終えた。なんかなー,最後がつまんねがったなあ。そのくせ90分スペシャルにしたのはちと引き伸ばし過ぎだっぺえ,てっぺえ!
おめの死ぬとごぁ,もったいつけすぎだっちゃ。
あ,どうしてメルボルンで3日遅れで日本のテレビドラマが見られるか?それは今のところ秘密。

華麗なる一族は,先月半ばから追っかけてて,途中で完全捕捉(追いついたってこと),最後の4回ぐらいは日本と2-3日遅れで毎週一回ずつ見た。
慣れてくると,家族の間では「カレー屋の一族」とか呼んでいた。あるとき,ちょっと勘違いして,
「えーっと,今日あたりラーメン屋の一族は見られるかな?」などと言ってしまい,自分でも何のことだか?ボケかね。
それから,あと,「鉄平お兄様」というのもこの番組のニックネームと化した。「今夜,鉄平お兄様見よう!」なんて言ってた。

えー,与太話はこの辺にしといて,今日はそんなわけで,メルボルン在住の日本人が,どうやって日本語の情報を得たり,日本語のプログラムを見たりしているかという,素朴な疑問に答えるため,メルボルンの日本語メディアについて紹介したい。メルボルン在住の方,分かりきっていることばかりで,すみません。

まず,紙。
日本語情報誌っていうのがありんす。大手は「Dengon Net」っていうのがある。ちょっとオタク系かと勘違いしそうなタイトルだが,もともとまだ,インターネットがまだブームになる前,日本語の伝言板のようなものを誌上に展開しようという狙いでスタートしたから,こういう名前になった。まあ,求人,売ります買います。会員募集といった広告の寄せ集めだったわけだが,これがいまでは立派なタブロイド版の月刊新聞になっている。実は,何を隠そう,私はこの伝言ネットに毎月記事を書いているんですね。メルボルンでこの記事を知らなかったらモグリだよ。現在のシリーズは「PCサバイバル塾@ダウンアンダー」。にもバックナンバーがあるので興味のある方はどうぞ。
どちらも無料。広告料金で成り立っている。日本食レストランや日本食料品店などにおいてあるので,勝手に取っていけばいい。
日本語情報誌については,当サイトの「
」のカテゴリーにあります。

次,ラジオ
毎週火曜日夜10時から11時まで,SBSというエスニックコミュニティーラジオ局で日本語のラジオ放送がある。それから日曜日お昼12時から1時まで,若者中心のグループが日本語放送をやっている。こちらも面白いが,中心人物以外は,素人の集団で,かなりNHK仕様の日本語と距離の離れた日本語を操る方がいらっしゃいます。うちの娘なんかこっちで生まれ育っているんで,かなり怪しげな日本語を操っているが,その彼女をして「この人,しゃべり方変だねー」なんて言わしめてしまう。これは,まあ,日本人といってもバックグラウンドがいろいろっていうことで,正式にアナウンサーのトレーニングを受けたわけでもないだろうし,仕方ないでしょう。漢字の読み間違いなんていうのも日常チャメシです。もっともうちの子なんて,自分の誕生日も日本語でなかなかまともに言えない(ついたち,ふつか,みっか,よっか…っていうのを覚えられない)んで,そういう人に要求するのは酷かもしれないね。

テレビ行きましょうか
上記SBSにはテレビ放送もある。メルボルンではUHF28チャンネルでアナログ地上波。それとデジタル地上波も持っている。アナログでは,NHKの夜のニュースを翌朝5時25分から6時まで放送する。デジタルではこの時間帯に加え,12:30-13:30,17:55-18;25,22:15-22:45の計4回放送がある。12:30からのものが9時のニュース。それ以外はニュース7で,22:15が一番速いニュースとなる。お天気の半井さんにも会える。

あとは,日本の映画を時々SBSでやる。日本のアニメも人気が高いがアニメはほぼ100%英語,それもアメリカンアクセントの英語に吹き替えたものが放送される。通常の映画は日本語のままで,これに英語の字幕スーパーが付く。これは案外英語の勉強になる。「ああ,こういう言い回しは英語ではこう言えばいいのか」みたいな新発見があって非常に参考になる。

それから,有料のケーブルテレビがあり,オプションでWorld Movieというチャンネルを購読できる。これは基本的にはSBSが持っている外国語の映画アーカイブを垂れ流している。ここでも日本語の映画をときどきやっている。

どんな映画でも必ずSBSやWorld Movieにかかるわけではなく,基本的にはSBSの担当者の好みと予算の都合で決まる。何度も同じやつをやる。World Movieの場合,同じ映画を2-3日かけて数回。その後1-2週間してまた繰り返すこともある。SBSもWorld Movieも数ヵ月後,あるいは半年,1年たって忘れたころにまた同じ映画を繰り返す。
とにかく限られた予算でやっているので,同じものを何度も使いまわしするのである。
こういう外国映画の担当はオタクが多いので,かかる日本の映画もなんだか風変わりなものが多かったりする。映画解説の一人が「お天気お姉さん」シリーズが大好きで,あのハレンチ映画を毎週のようにやられて,日本人の評判を大いに落としてくれた。

あとは,日本のテレビ番組は,日本食の食料品店でビデオに録画したものを貸し出している。著作権は昔はかなりいい加減だったが,最近は許可を取ってみたりして,極力合法的にやっている模様である。あとは,日本人同士でビデオやDVDの貸し借りをして,日本語のテレビや映画を楽しんでいる。日本から来る家族,友人に持ってきてもらうというのが主流だろう。

こういったところが,現状である。

おっと,書き忘れそうになったが,もう一つあった。NHKのワールドプレミアムというNHKの海外向け衛星放送がある。チューナーとパラボラアンテナを購入,設置して見る。NHKの番組をいろいろ取り混ぜて放送している。放送の受信自体も有料である(NHKだもんね)。

そして,最近はもちろん,インターネットを利用すれば,日本のテレビ番組が見られる。日本にTVレシーバー付きサーバーを置いて,インターネット経由で動画ファイルをダウンロードして見るわけだ。日本に家族などがいる場合,そこにサーバーを置いておけばいい。SonyのLocation FreeはこれをDIYでできるようにしたキットで,これを利用している人もいるはずだ。業者によっては,その業者のところにユーザー名義でサーバーを置くという形で実現している場合もある。
この辺は著作権問題はクリアできている。
が,最近でてきたファイル交換ソフトでインターネットの不特定のサイトからダウンロードする場合は問題あるんだろうね。

次の機会に,このへんの著作権問題について議論してみたい。ミクシイ経由で来ていただいている方の中には,法律関係のお仕事の人もいるんで,是非ともコメントをお寄せください。よろしくお願いします。

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