F1GPまであと3日!:オフィシャルプログラムを読んで

Formula-1,オーストラリアグランプリは,今週木曜日14日から開催。会場はメルボルン中心地(City)から車で10分足らずの場所にある,アルバートパーク。アルバートパークレイクというひょうたん型の人造湖の周りを右回りするコースで行われる。
F1は金曜日から走り始める。金曜日練習走行。土曜日練習走行および公式予選。そして日曜日,18日が決勝である。

コースの準備もだいぶ整ってきた。コースはすべて普段は公道である。ピットとパドック,コントロールタワーなどはパーマネントの建物だが,それ以外は,開催中のみの仮設施設である。昨日見た限りでは,観客席は完成。コンクリートウォールも必要最小限のギャップを残して設置完了。あとは,サンドトラップの整備。普段の交通標識の撤去。そして会場周囲を黒幕で覆う。これはチケットなしでは見せないようにする措置である。これで会場は完成。明日,明後日でこの作業を終わらせないとならない。かなりギリギリだが,これ以上早くすると,公道をふさぐ期間が長くなるのでまずい。

グランドスタンド前は片側規制をしているが,今日までは通ることができる。
で,昨日の日曜日にゴルフ練習場に行ったときに通ってきた。アルバートパークゴルフ練習場は,シケイン(ターン1,2)のあと,ターン3までの直線のすぐそばにある。ゴルフ練習場のあたりから取った写真がこれ。

タクシーも自転車も普通に走っているのがわかると思う。この正面がもっとも事故が起きやすい,魔のターン3である。

さて,今日からメルボルンF1GPのオフィシャルプログラムを読みながら,各チームのコメントを自分なりにまとめていきたい。オーストラリアのメディアが,各チームについてどんな考えを持っているかを紹介するために,オフィシャルプログラムの記事の要約を載せたい。要約は,翻訳ではなく,あくまで自分の言葉で主旨をまとめたものである。そして,自分なりのコメントを要約と明確に区別して書いていこうと思う。

すべてのチームについてこれを行うのは時間的に難しいので,昨シーズンコンストラクターズチャンピオンシップの上位6チームである,ルノー,フェラーリ,マクラーレン,ホンダ,BMW,トヨタ。これに名門チームとして外せないウィリアムズと,日本のチームということでスーパーアグリを加える。
以上8チームについて,最上位と最下位から順番に1チームずつ,1回に2チームを取り上げていく。ということで,今回を含め,全4回でお送りしたい。


(ピットロードにオフィシャルカー,メルセデスベンツが搬入されていた。)

ルノー(昨シーズン1位):ルノーR27/エンジンもルノー
監督:フラヴィオ・ブリアトーレ
メインスポンサー:ING Direct(オンラインバンク)
カーナンバー3:ジャンカルロ・フィジケラ(イタリア)34歳
カーナンバー4:ヘイッキ・コバライネン(フィンランド)25歳

(プログラム要約)
2006年,ルノーはコンストラクターとドライバー両部門で連続タイトルを獲得した。これは今まで,クーパー,フェラーリ,マクラーレン,ウィリアムズの4チームしか達成できなかったことで,ルノーが5番目。これでF1名門チームの仲間入りと言ってよい。
今期アロンソが抜け,明らかに3連覇に黄色信号。フィジケラにはエースドライバーとしてのリーダーシップが欠かせない。
新入りはフィンランド人のコバライネン。2006年はルノーチームのテストドライバーとして,マシンを長距離ドライブした経験がある。
重要なのは,チームスタッフ。これは基本的に去年の体勢のまま。ディレクター,パット・シモンズ,エンジン屋のロブ・ワイト,天才技術者ボブ・ベルが健在。

(コメント)
フィジケラは明らかにアロンソより数段遅い。チャンピオンシップという意味では,コンストラクター,ドライバー両部門でかなり難しいだろう。しかし,一方で堅実な走りを見せているから,現在のルノーなら何度か優勝は可能だろう。私の予想ではコンストラクターは3位。フィジケラはチャンピオンシップで4位程度。コバライネンは,新人としてはいい線いくと予想するが,表彰台2-3回程度では?運が良くて優勝1回?
ただし,ここメルボルンではフィジケラはそんなに悪くない。ことしもいい感じでスタートするのではないか?他チームが出遅れれば,去年同様,フロントロー奪取も難しくない。そうなれば優勝もあり得る。


(グランドスタンド前を通り抜ける一般車両)

スーパーアグリ(昨シーズン無得点): SA07/エンジン=ホンダ
監督:鈴木亜久里
カーナンバー22:佐藤琢磨(日本)30歳
カーナンバー23:アンソニー・デイビッドソン(イギリス)27歳

(プログラム要約)
昨年4月,メルボルンでトップチームより5秒遅かったが,去年の最終レース,ブラジルでは最高ラップで7位と9位,山本左近はシューマッハの1.2秒落ちというところまで進歩した。昨シーズン,最も成長したチームと言える。
昨年12月,ディレクター,ダニエレ・オーデットは「2008年までに勝てる実力を付ける」と豪語した。ホンダパワーとF3同期生,佐藤,デイビッドソンのコンビなら,これを裏付ける何かを今シーズンやってくれるだろう。

(コメント)
要は,金と経験と人である。どれをとっても二流ないしは三流であることは否めない。唯一ホンダエンジンが一流と言えるか?
琢磨も,アンソニーも悪くない。これも一流といっていいだろう。でもF1で勝つには,超が三つ付くぐらいの一流ドライバーが必要だ。
特に琢磨は最近表彰台から縁遠くなっている。まずはこれを打破することだろう。勝ち方が見えてくれば,彼らにも超の字が一つ二つと増えていくのではないか?
予想としては,今シーズン,スーパーアグリは無得点ということはないだろう。コンストラクターポイントで5点前後はいけるのではないか?逆に,そうでないなら,未来はないだろう。
現時点ではアンソニーの方が活きがいい分速いと見た。琢磨は勝ちパターンを思い出すことが重要。あせらず,それでいてクールな走りができれば本領発揮できるだろう。アンソニー3点,琢磨2点獲得。

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