人妻に誘われた

2週間ほど前,メルボルンに住む日本人の人妻からメールが来て,食事に誘われた。

以前から飲み会などで,何度か顔を合わせていた人だったが,直々のご指名である。飲み会のため,勢い醜態を見せたりしていて,てっきり嫌われているものと思っていただけに,正直うれしかった。
しかし,私には妻子もあるし,どうしようか迷った。即答を避け,一応行く方向で検討中とだけ言っておいた。

思い切って昨日,正式にお受けした。今夜会うことになっている。

と,以上はすべて真実なんだけど,物は言いようである。
このお誘いのメールのタイトルだが,「TON NABE」 え?「トン・ナイブ」って何?いや,英語じゃない。「トン鍋」である。
急に寒くなったメルボルン。トン鍋でも食べて元気を出しましょうという会。
他にも,飲み会でよく集う仲間が集まる。
おもしろいことに,男は全員50歳以上。女性は全員30代かな?
どうしてこういう年齢構成になるのだろうか?よくわからない。30代女性にとっては,豚とか気軽に食うには,このぐらいのおじさんが,適当ってことかね。
しかし,豚肉っていうのが,このご時勢,絶妙のタイミングとなった。
まあ,火が通っているし,オーストラリアの豚は大丈夫だろうけど。
マスクしてれば万全。って,それじゃ食えん!

むしろアルコール消毒だろう。
今日行くお店。冬のトン鍋が名物だが,オーナーが奄美大島出身で,ご当地の黒糖焼酎を置いている。
これがうまいんだ。
野菜,焼酎,肉,焼酎,野菜
と,こんなローテーションで飲み食いすれば,天下無敵だ。

車は家に置いていくんで,今日は早めの帰宅。
お,もうすぐ5時。そろそろ帰るかな。

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