日付が変わってしまったが,昨日10月5日の日曜日より,メルボルンはDaylight Savingタイム,いわゆる夏時間になった。
結果として日本より2時間進んだ時間となる。たとえば日本の朝の7時はメルボルンでは9時。
ただし,季節的には夏はまだまだ先だ。本日は晴天,あまり気温があがらず20度いくかいかないかといったさわやかな一日だった。
我が家の庭には接木されて2種類の桜が同じ根から出ている。ひとつは濃いピンクで,ソメイヨシノより一回り小さいもので,7月末ぐらいから開花する。あまりたくさん咲かないし,さくらんぼはできないのだが,今日みたら,ひとつだけさくらんぼができていた。
そしてもうひとつの桜は,ソメイヨシノよりちょっと白っぽく,花弁もずっと大きいもの。こちらはほんの数個咲くだけで,今咲いている。2ヶ月以上の時間差である。
さて,夏時間だが,こちらも時間差が増える。メルボルンのあるビクトリア州(VIC),首都キャンベラ(ACT),シドニーのあるニューサウスウェールズ州(NSW),そしてタスマニア州(TAS),ブリスベン,ゴールドコースト,ケアンズなどがあるクイーンズランド(QLD)は,オーストラリア東部時間で,普段は日本より1時間進んでいる。ところが,このうちクイーンズランド州はDaylight Savingを採用しない。またアデレードのある南オーストラリア州(SA)と,ダーウィンのある北部準州(NT)は普段はビクトリアより30分遅れ(日本より30分進んでいる)という変わった時間帯を採用しているが,Daylight Savingは南オーストラリア州のみ。オーストラリアには,上記のほか,西オーストラリア州(WA-日本より1時間遅れ)の時間帯がある。以上で,普段は,三つの時間帯しかないが,Daylight Savingが始まると,合計五つの異なる時間帯ができてしまう。
- NSW,ACT,VIC, TAS:GMT+11,JST+2
- QLD: GMT+10, JST+1
- SA: GMT+10.5, JST+1.5
- NT: GMT+9.5, JST+0.5
- WA: GMT+8, JST-1
ややこしいこと,花はだしい。