有線LANもつながった! (Fedora Laptop構築記 – 4)

やっと無線LANがつながるようになった私の赤いLaptop。その名をbaden。
普通と順序が逆になったが、今度は有線LANをつなぐ番である。

これには、メーカーであるRealtekのサイトからソースをダウンロードし、コンパイルする必要がある。ということは、コンパイルの環境も整えないとならない。

いやだなあ。めんどうだなあ。と思っていた。もしかして、もう一回やったら、うまくつながっちゃったりしないだろうか。
で、だめと思いつつもう一度、ひととおりの悪あがきをした。

システム > 管理 > ネットワーク でネットワーク設定画面を出す。
有線LANのデバイスはちゃんと認識されていて、eth0として出てくる。ハードウェアのタブを見ると、ハードの説明のところに、RTL8111/8168Bと出てくる。うーん、ということは、あれ? 正しいハードが認識できているんじゃないの?
じゃあ、何が悪いのかなあ。

ここと思う設定を変えて、保存すると、Networkサービスを再起動せよというメッセージが出る。そこで、networkサービスをリスタート。

# service network restart

だめだ、やっぱり、eth0の起動でエラーが出る。このデバイスはネットワークマネージャーで管理されていない旨のメッセージ。
再びネットワーク設定に戻る。eth0のページには「NetworkManagerで管理する」にチェックが入っているではないか。
話が合わない。

じゃあ、いっそ、このチェックを消してしまえ!
すると、手動で起動できるように緑の丸いボタンが有効になった。これを押してみる。いくつか確認画面がでて、起動が始まるが、これもやはり失敗。以下がエラーメッセージだ。

eth0 のIP情報を検出中…失敗しました; リンクがありません。ケーブルを確認してみては?

ケーブルはつながってるって。分からず屋!

…待てよ!?

…まてよ?

そういえば、一つ気になっていたことがあった。
最初に疑っていたことがあったのだ。

LANケーブルをつなぐときに、スイッチングハブ経由でつないでいた。このハブ、名もないメーカーの安物なのだ。もしかして、これがボロいせいではないか?

ただ、この疑いは、Windowsに戻したらつながったことで、打ち消して、忘れていた。

しかし、一応確認した方がいいのではないか?

そこで、ルーターに直接つないでみた。

…つながった!

なんだー! そういうことかよ。

このbadenのネットワークカード。Giga Bit対応なのである。ルーターもGiga Bitなのだが、スイッチングハブは古く、当然100Mしかサポートしていない。これでは、リンクアップすらしない場合もあるだろう。Windows版とLinux版では、ディバイスドライバが異なるから、Windows版は賢かったため、100Mのものでもつながったが、Linux版は融通が利かなかった。そういうことなのだろう。

念のため、ルーターとスイッチングハブ間を実績のあるケーブルでつなぎ換えて、ケーブルが原因でないことを確かめた。ケーブルを換えても、相変わらずスイッチングハブ経由ではつながらないということは、ケーブルが悪いのではない。

あとは、Giga Bit対応のスイッチングハブを買ってきて試せば、原因が特定できる。

が、とにかく、コンピューター側のハード、ソフトは悪くなさそうだということが分かった。今のところは無線でつながっているので、これで充分だ。スイッチングハブは、そのうちいいやつに買い換えることにしよう。

ということで、ネットワーク関連はこれですべて解決だー!

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