「意識がない」という意識?

昨日はBASの締切日。BASというのは,ビジネス・アクティビティ・ステートメントのことで,なにか事業をやっている人や会社がATO(Australian Taxation Office:要するに税務署)に定期的に出す書類。私は「パソコン何でも屋」という副業をやっているので,この微小ビジネスについて,一応4半期に一度出すことになっている。 続きを読む 「意識がない」という意識?

オーストラリア関連の暗いニュース?

今日ネットサーフィンしていたら,潮に流され,こんなブログサイトを発見した。

暗いニュースリンク

タイトルだけ見ると,落ち込みそうなブログだが,副題が「政府があなたに熟考してほしくない由々しき情報」というもので,ちょっと噂の真相っぽいことが書いてある。

直接のきっかけは,別のブログでアメリカ映画が現在の戦争(アフガニスタンやイラク)を取り上げるようになってきたという話からリンクが張ってあったんだが,このブログの見るからにおどろおどろしいカテゴリを見ていたら,その中に「オーストラリア」というカテゴリがあるではないか!(注:なお,このカテゴリは,トップページを開いていても出てこない。ページ上端にあるタブで「デイリーブリーフィング」というのを選ぶと出てくる。)

オーストラリア関連の暗いニュースとは何か?と思わず覗いてみた。

なるほど,オーストラリア軍のイラク駐留に絡んだ裏情報みたいなものが出てきた。だが,その3番目に,あれ?っと思う,ちょっと面白い記事が出ていたので紹介したい。「オーストラリアで過去7年に2,433人の旅行者が死亡

なるほどね。観光旅行と思って油断していると,オーストラリアの自然は厳しいぞ!ってことかな。それと,交通事故とかはどこでも注意するに越したことはない。特にオーストラリアは,田舎道はそれほど道幅がないところでも制限速度は100キロだから,対面が居眠り運転とかでセンターラインを越えてきたりしたら,かなりの確率で死亡事故につながる。正面衝突を避けたとしても,周りの木に激突ということもある。実際,メルボルン在住の日本人一家がこういう事故で,運転していた人が死亡する事故が数年前にあったし,オジーの知人でも親戚,家族などが田舎道で事故って死んでいる人が何人かいる。

まあ,そういうことで,皆様,こちらにお越しの際はご用心くだされ!

 

因縁と相性

信じられないことが起こった。ワラビーズが負けた。イングランドに負けた。見事に返り討ちにされた。全くワラビーズらしいラグビーをさせてもらえなかった。

ここまでは,受け入れ難いが,受け入れるとしよう。でも,もっと信じられないのは,同じ日にオールブラックスまでもが負けたことだ。しかも相手は,緒戦,地元応援団の下で,アルゼンチンに負けたフランスである。 続きを読む 因縁と相性

試食販売の天才

今日はスーパーで買い物。買い物は別に一週間に一度と決めているわけではなく,平均して2-3回はスーパーマーケットに行くだろうか。でも,ウィークデーの夕飯の材料は,ほとんど前の週の土曜日にまとめ買いするようにしている。いつもは近所のスーパーに行くのだが,土曜日は,娘の習い事の関係で,その行き先のそばのスーパーに行くこともある。今日もそのスーパーに行った。場所はKewという街にある,お金持ち御用達で有名なスーパー,Leo’sというスーパーマーケットである。

ここの品揃えは,高級品,輸入品などが多いことが特徴だ。肉類の質もいい。ただ,当然ながら,お値段がちと高い。
高級感はあるのだが,店内は割と狭いのが玉に瑕である。通路が狭く,ショッピングトロリーをスイスイ押していくというわけには行かず,しょっちゅう行く手を阻まれたり,阻んでしまって道を譲ったりを繰り返す。

そういう狭いところにも関わらず,試食販売をやっていて,迷惑なことはなはだしい。

うちでは,いつも夫婦で分業。私がトロリーを取り回し,その間妻が品物を選ぶ。適当なところでトロリーをスーッとそばによせて,妻が取っていた品物をドサドサと入れていく。これでかなり迅速に買い物ができるのである。

ちょっと私が,別の品物に見入っていたら,いつの間にか,妻がいつもなら寄り付きもしない試食販売のところに張り付いている。へえー,珍しいこともあるもんだと思って私もそちらに向っていった。

今日の試食販売は,オランダ産のチーズ。よくある丸い形の直径数十センチ,厚さ20センチぐらいの塊を適当に切って,量り売りしていた。

オランダのチーズは回りを固めているワックスの色で区別できる。オレンジっぽい黄色がゴーダ。赤がエダム(オランダ人によれば,「エィドム」というのが正しい発音らしい)である。

今日売っていたのはゴーダに近い色だが,もっと純粋な黄色に近い。売り子のお兄さんは,それと同色のポロシャツを着ている。オランダなまりかどうか分らないけど,かなり強いアクセントで話しかけてくる。

2種類あるが,見た目はどちらも同じ,ただ,味が微妙に違う。私も試食。最初のやつは,ノルウェー産ヤールスバーグに似た風味。次のはよくあるごく普通のプロセスチーズに近い風味。私はヤールスバーグはあまり好きでないので,後者が気に入ったが,妻は逆にヤールスバーグが好きで,前者が気に入った。こうなると,もう衆議院と参議院じゃないけど,妻の意見が優先される。「いかがです。このチーズの脂肪分はチェダーの半分なんですよ。」
崖っぷちに立つ妻の背中を押すのはこの一言で十分だった。しかし,妻もただで落っこちるのは癪だったと見える。「ここにあるだけ?もう少し小さいのがいいんだけど。」と一応文句と付けてみる。お兄ちゃんは足元付近に隠してあった箱から小さめの切り身を出して,渡してくれた。

ははあ,そうか。そこで私ははたと気が付いた。要するに,このお兄ちゃんに吸い寄せられて,普段ほとんど引っかからない試食をしていたんだ。

その後,しばらくその付近で野菜などを買っていたが,見ていると,入ってくる奥様,おば様,ことごとく,そのお兄ちゃんにスーっと吸い寄せられていくのである。

背が高くて,まあまあハンサムで,いかにもヨーロッパ系のアクセントで,「こんにちは,チーズいかがですか?」とやられると,抵抗できないようなのだ。

ふーん。なるほどねえ。私が経営者なら,「キミィ!チーズ会社の派遣もいいけど,うちで専属で働かない?」と誘っていたことだろう。

普段,ここで試食販売をやっているのは,たいていはおばさんかおじさんである。どちらもまあまあ人が寄ってはいるが,今日のように,入ってくる奥様連中が,磁石のように吸い付けられる現象は初めて見た。

男女機会均等とはいえ,衆議院(=最終決定権)の過半数が女性で占められている現状をかんがみるとき,試食販売の売り子は若くて,背が高くて,ハンサムで,できればアクセントのある男性が一番いいということになるようだ。

さーてと,そんなことはどうでもいいや。今夜はいよいよ因縁の対決。我らがワラビーズはイングランドとの対戦だ。イングランドはあの憎っくきジョニー・ウィルキンソンが先発メンバーで出てくる。こちらもスキッパー,モートロックが怪我から復帰した。4年前の借りは必ず返す!もうすぐ放送開始。楽しみだ。

日本のニュースを見て

どうも納得できん!最近の日本のニュースを見ていると,どうしても納得できないことがいくつかある。

まず,福田新首相の支持率。あのAbendさんが30%を割るか割らないかなんて言っていたんだよね。それが首をすげ替えただけで,どうして50%を上回ったりするんだ。 続きを読む 日本のニュースを見て